ピアノを上手に弾くためには、無駄のない指使いをすることがとても大切です。
無駄のない指の動きで、演奏のなめらかさや軽やかさを作り出すことができます。
そのために、運指(うんし)のトレーニングをしますが、決められた指使いでトレーニングをします。その際に使うのが、指の番号です。
ちょうちょうの楽譜では登場していませんが、いろいろな曲の楽譜が読めるようになると、音符や休符以外に、音符の上や下に1~5までの番号がふられていることに気付くと思います。
これは指の番号のことです。必ずしも楽譜の指示通りに弾く必要はありませんが、基本的な基礎トレーニングをするときには、指示通りに練習してみましょう。そうすることで、5本の指をまんべんなく駆使して指の特性を活かした無駄のない指使いができるようになり、演奏の技術が磨かれていきます。